


Japanese Landscape
Scraps on wooden panel.
410mm x 318mm
July 10 2025
この作品は、大阪にある舞洲工場から影響を受けて作った作品。
オーストリアの画家フンデルトヴァッサーによるデザインのゴミ処理施設です。


残念ながら内部の見学は時間の関係でできなかったものの、外観だけでもみることができて満足。
内部の見学には予約が必要です。
How the work is made?

この作品をリサイクル。

これは「17」と言う数字にも「何」という漢字にも見える文字。具象や記号を作品に取り入れたくて作ったもの。

ゴミ処理施設がイメージ元ということで、捨てる予定だった、瓶の底を保護するダンボールを使用する。ここから火が吹き出そうでかっこいい。

そのままではまとまりがないので、いったんバラバラに。背景を黒多めにしたのは、私が舞洲に行ったとき、曇っていたからだ。
そして見上げるような大きな施設であるので、やはり縦長が良い(私の作品は基本、縦長ばかりだが・・・)。

邪魔に思えてきたのでいったん「17」は外す。


全体がまとまってきたところで数字を一つだけもどす。これは数字というより煙突のイメージ。瓶の底も一つにしたのは、丸三つは入りきらなかったのと、他の作品でも使いたくなったから。
舞洲工場周辺は静かだったが、大阪の中心部はやはりがちゃがちゃとしていて、そこが良い。うるさい看板、たくさんの歩く人、迷路のような地下街、都会の生ぬるい夜。街は何かが起こるから好きなのだ。

どちらが印象が強くなるかを考え、数字を上に。

日本なので日の丸を入れて完成!